39日目 貧困って何だろう???

台風が去ったと思ったのに、外は大雨…

いったいどうなっているんだ???

雨が降る前に帰ってきたから良かったけど。

傘は当分持ち歩かないと危険ですね。

 

今、ネット上では某TV番組に出演していた女性のインタビューが

炎上していますね。

・実はウソではないか。

・貧困はわかるけど努力していない。

・某国会議員は、TVの取材がおかしい

・声を上げると叩かれる

・貧困は黙っていればよいのか

などなど。

 

事の真偽は、まぁ良いとして。

別にいいじゃない?ウソだろうが本当だろうが。

TVってそんなに信用するものじゃないし。

 

私が気になったのは、発言している人によって「貧困」

の意味が違うんじゃないか。と感じた。

 

確か、「絶対的貧困」と「相対的貧困」ってあるように

聞いている。

たぶん、今回のインタビューを否定している人は「絶対的貧困」。

擁護している人は「相対的貧困」を基に語っているように思える。

 

まったく違う意味なんだけどね。

今の日本に住んでいる人で、「絶対的貧困」は皆無でしょう。

食事もできない、住むところもない、何もない…って余程のことですよ。

働くことができれば、飢えて死ぬことはほぼない。

(病気等で働けない人は別として)

 

しかし「相対的貧困」は多いと思う。

平均的な生活が困難なことを言うわけだし。

確かにPCはなくても良いかもしれないけど、通信手段(スマホ、フューチャーホン)が

なければ、人並の生活は出来ないよね。今の世の中。

趣味、娯楽もダメって無理でしょ。人付き合い出来ないし。孤立するだけだし。

 

でも、このような家庭や人って「貧困から抜け出すにはどうすればいいか」

を知らない。

「貧すれば鈍する」って言葉があるけど、人間切羽詰まると考え方が

偏ってしまい、人のアドバイスを素直に聞けなかったり、短絡的思考に陥る。

 

私も貧乏だったので大変だった。

高校卒業して大学にいけなかったので、田舎から出てきて、就職。

都内で一人暮らし。

初めの2年間はTV、クーラーなし。(←1990年代前半のバブルの頃だよ、これ)

貯金して20代中盤になって、やっと自力で大学へ。アルバイトしながら卒業。

そして30前で就職。しかも新卒扱いじゃなく、中途扱い。当然、給与は安い。

大学へ行っていた時は、お金がなくて、一個のカップラーメンを2日で

食べたなぁ。

いやー、今考える良く生きていたもんだ(笑)

多分、趣味がないし、貯金するクセがあるから、

生きていけたんだなぁ、きっと。

その時にお金がないと何も出来ないことを知った。

どうやったらお金が増えるか本気で考えたよ。

で、20代からコツコツお金を貯めて、投資を覚えて…今がある。

今となっては、良い思い出ですよ。ほんと。

 

だけど、今の時代はムリかな。社会が受け入れないかも知れない。

そう考えると辛いなぁ。

 

でも、いろいろな生き方があるってことを知ったら、少しは違うかなと思う。

 

そんなに順調に、思い通りに生きている人なんて、

自分が思っているよりいないもんだよ。